私たちは、子ども達が豊かな感性をもって、生きてゆく力を育み、
社会の一員として、よりよいコミュニケーションを図れる環境づくりをサポートし、
子どもに関わるすべての大人が、子どもたちとともに成長できるまちづくりを目指しています。
平素は、南紀こどもステーションの活動に対し、多くの皆さまにご支援、ご協力をいただきありがとうございます。こども事業で提案している体験プログラム『熊楠塾』では、たくさんのこどもたちが、普段の生活では経験できない五感を使った自然体験ができることを目指して活動しています。森や川での体験が、少しでも彼ら彼女らの心の中に楽しい思い出として残ってくれば嬉しい限りです。5月には、『熊楠塾』を15年間継続してきた実績を評価いただき、和歌山県から『平成29年度緑化功労賞』をいただきました。平成29年度は、吉野熊野国定公園での自然体験のプログラムを環境省からお声かけいただき、共催することになっています。
子育て支援事業部少子化の進む中、ファミリー・サポート・センターの役割は、これからも益々大きくなってきています。広域でのサポートが増えるとともに、サポート体制の充実も今後求められると思います。当地方も含め、和歌山県全体が人口減少になる中、私たちも子育て支援の充実とともに、子ども達の豊かな育ちとふるさと和歌山での色々な自然体験、人々との触れ合いを通して、地元への愛情を感じられる人間としての成長を願うばかりです。
本年度も しっかりと充実した活動を展開してまいりますので、引き続き皆様方のご支援、ご協力をよろしくお願いします。
特定非営利活動法人 南紀こどもステーション
理事長 堀切 庸滋